エネルギーがある人達

滋賀県高島市の住職系行政書士の吉武学です。

私の住む高島市では、行政課題に対して市民グループが自ら解決案と実行部隊になることを提案して補助金を獲得する「市民協働提案事業」があります。

昨年12月に、その提案事業のプレゼンにメンバーの一人として参加しました。
1月になり、代表の田中可奈子さんのもとへ採択内定通知が届き、今月、メンバーが集まって作戦会議を開きました。

ちなみに事業名は「たかしまで女性のライフワークを叶えるプロジェクト」
堅い名前なので、現在、愛称を検討中です。

メンバーはみんな結婚、出産、その他の事情などライフステージの変化の中で、職を変わっていった人達ばかりです。
その経験から、仕事と生き方に熱い想いを持っていると感じます。

女性で、生活資金のために短時間のパートタイムに出る人は多いと思います。
少し時間の余裕が出来た人の中には、趣味や特技を活かして、マルシェ等に出店する人もいます。
そんな人も、プロジェクトメンバーが分析すると、大半は作られたプラットフォームに乗って、プラットフォームの集客に頼り、自分の力ではリピーターを獲得できていない、といいます。

「好き」を「仕事」にし始めた人達が、プラットフォームに乗らなくても自ら継続して仕事にしていけるように、今回の事業の中心は「自分と商品を継続して発信していく技術を身につけること」です。
自分にどんなストーリーがあるのか、商品のコンセプトや良さをどう言語化していくのか、を外部講師も招いて学ぶことができます。

プロジェクトメンバーはみんな高い熱量を持っているので、一緒にいるとエネルギーを受け取れます。

以前に受講したセミナーの講師、来栖佳子先生から「吉武さんはエネルギーが沢山ある人の近くにいる方がいいかもしれませんね。」と言われていました。
今になって感じるのは、私自身がエネルギー量がそれほどでないか、エネルギーを生み出すタイプではないということです。
でも、みんなのエネルギーがバラバラに発散しないように、方向づけたりすることは得意だと思うので、エネルギーをもらうメリットをいただきながら、得意なことでみんなにメリットを感じてもらおうと思います。

2023年はプロジェクトメンバーのエネルギーをもらいながら、市内の女性の活躍をサポートするお仕事をしていきたいと思います。