セミナーで得られるものは何か

滋賀県高島市住職系行政書士吉武学です。
遺言・相続・葬儀・埋葬のお悩みに「三つのそうだん」でお応えします。
詳しくはこちらから。

私がしばしばzoomでセミナー受講している神奈川県の行政書士、鈴木重光先生の行政書士試験合格者向けの無料セミナーに参加してきました。

念のためですが、合格直後の未登録者のフリをしているわけではなくて、鈴木先生とzoomでしかお会いしてなかったので、リアル対面で一度会いましょうと呼んでいただいたためです。
自己紹介を聞くと、合格直後で登録済みの方、登録中の方、合格して数年経って未登録の方、そして私と同じく登録一年前後の方が参加されていました。

セミナーでは鈴木先生の10年以上の行政書士経験から熱のこもったお話がされていましたが、私にも昨年の夏に参加した合宿形式のセミナーの感想を求められたので、以下の内容をお伝えしました。

鈴木先生の合宿がどんな内容、どんなレジュメなのかは、今日、資料を回覧されているので既にご覧いただいていると思います。
では、その合宿で学んだ内容が実際の相続業務にどう活かされるのかが、皆さんがお知りになりたいことだと思います。


その前に、私の少ない業務経験と遺言相続を業務とされている先輩から聞いたお話をもとにすると、業務を円滑に回していくためのポイントは3つだと思います。

一点目は「マーケティング」。これは、私自身が行政書士であること、また遺言相続を業務として取り扱っていることを周りの人に知ってもらうことです。

二点目は「コミュニティ」。相続は行政書士一人では出来ません。相続税が絡めば税理士の先生、登記が絡めば司法書士の先生、紛争の危険があれば弁護士の先生、自分がキャパオーバーになってくれば行政書士の先生に協力いただくことになります。
しかし、相続税をやったことのない税理士の先生、交通事故案件ばかり取り扱っている弁護士の先生、車庫証明しかやらない行政書士の先生にはお仕事をお願いすることが出来ません。
このため、遺言相続に長けていて、波長の合う方々と連携しておく必要があります。


三点目は「お客様の満足度を高める取組」です。
この三点目は、さらに三つに分解できます。

一つ目は「スピード」、二つ目は「業務の正確性」です。

この二つはかなり近いものがあって、スピードを高めるためには正確な仕事が必要になるし、正確な仕事をすれば自然とスピードは速くなります。


ここに鈴木先生の合宿セミナーの内容のメインがあると言えます。
例えば委任状をもらうとして、何の文言を書くかをその度ごとに考えていては、時間もかかるし適切な条文文言が採用できません。
また、署名捺印なのか記名押印なのか、実印なのか認め印なのか、実際の相続業務の現場で通用する方式をとらなければ、お客様に再度委任状をもらう必要が出てきたりします。
再度もらうということは、時間がかかるだけでなく、お客様から能力について不審を抱かれることにもなります。


三つ目は「+α」です。
スピードが速くて正確な仕事をする行政書士は沢山いますし、行政書士でなくても弁護士でも良いわけです。
なぜあなたに頼みたいのか、という要素が必要になってきます。
その取組が、例えば鈴木先生であれば、ヒアリングの際のシートで漏れなく聞き取ることであるし、遺産分割協議書を和紙で印字することであるし、お客様への報告ファイルを抜き差ししやすいものにすること等です。
これらは、先ほどからのお話の中でもそうですが、鈴木先生の雑談の中で出てきますし、その雑談をゆっくりと聞けるのが合宿セミナーになります。


以上お話ししたとおり、業務を円滑に回すためには「マーケティング」「コミュニティ」「お客様の満足度を高める取組」、その満足度を高めるために「スピード」「業務の正確性」「+α」が必要になります。

といったお話をしました。

さらに兵庫県淡路島の船瀬行政書士も合宿形式にリアル参加した感想を述べられ、今ネットでよく言われる「ひよこ狩り」ではなく、私たちをニワトリに育ててくれるセミナーであると話されていました。

どんなセミナー、どんな講師でもそうですが、内容や先生との波長の合う合わないなどもあるので、万人に適切なものなどあるはずがありません。
ただ鈴木先生は、これまでの経験や知識を惜しげもなく提供してくださいますし、その後に出た疑問や困りごとに対して非常に真摯に向き合ってくださいます。
また毎月のセミナーにリアル受講されている方からは、セミナー前後の食事会やお茶会を通じての受講生同士の交流が非常に有意義だと話されていました。

いずれにせよ、民法改正や税制改正なども含めて遺言相続業務の知識は日々更新していかねばなりません。
学びの場の一つとして、鈴木先生のセミナーを一度受講してみてみるのはアリだと私は思っています。