大量の本の処分が手ごわい

家をリフォームした時に、二階にある義父の書斎の本を全てリフォームのゴミ処分に合わせて捨てようとしました。
たまたま実父が現場を見に来て本のことを聞かれたので、処分する旨を伝えたら怒りだしたので、対応に手を焼き結局捨てずに本棚に置いたままにしました。
後日、実父と喋っていると「本の量が多いから床が抜けるかもしれないぞ。何でリフォームの時に捨てなかったんだ」と言われ、怒りで血管が切れそうになりました。

昔の家なので、二階への階段も狭く、今から処分しようとするとかなりの手間がかかります。

本を処分するとなると、次の五通りの方法があると思います。
 1.自治体の資源ゴミの回収場所に出す。
 2.BOOKOFFなどの買取サービスを利用する。
 3.古紙回収業者に取りに来てもらう、もしくは持ち込む。
 4.誰かに寄贈・寄付をする。
 5.遺品整理会社にお願いする。

こういう時に4で図書館などへの寄贈を考える人もいると思いますが、だいたい迷惑になります。
本そのものに価値があるか、本を持っていた人に価値がないと断られるでしょう。
本を持っていた人の価値とは、例えば学者さんの蔵書などです。本そのものは世間にもまだ何冊かありますが、その学者さんの書き込みやメモなどが重要になるわけです。

自分が読んだ本だから、愛着があるから、と「何もせずに」残したままにすると、遺族が困ります。
ましてや死後すぐに不動産の売却をする場合は、本の一冊一冊を確認することなんてできません。

生前のうちに捨てる本、自分が生きている間は残す本、死後も遺族に残したい本に分類して整理ができるといいですね。