知識と時間をお金で買う

滋賀県高島市の住職系行政書士の吉武学です。

今日は集落の初集会が予定され、私は議事の際の書記を依頼されています。

年末のうちに集落の区長さんが来られて、「議事で認可地縁団体の設立に向けた話をするので、用語が分かる人に書記をやって欲しい。」と言われました。
また、議事の結果で団体設立を進めて行くとなったときには、行政書士として業務をお願いするかもしれない、と言われました。

市役所に在籍していた頃に、区自治会の役員さんが市役所に来られて、担当部署に話を聞きながら認可地縁団体の設立をされている姿を見ていました。
そのため、区長さんには、ご自身や他の役員さんが市役所と相談しながら出来ない内容ではないこと、行政書士としてお受けするときには報酬をいただくことを話しました。
区長さんはそれでも「その事務のための時間を取れる人がいない。平日に役所にたびたび行けないので、やはり依頼は検討したい。」とおっしゃられました。

ご自身でも出来ることではあるけれど、その業務の知識取得と実行するための時間を、専門家に依頼することで短縮していく。
そしてご自身は不慣れなことでの消耗を避けて、本当に頑張りたいこと、やらなければならないことに努める。

専門家に任せることの意味を良くご存じな区長さんだな、と感じました。