自分の名前の由来

滋賀県高島市の住職系行政書士の吉武学です。

毎月学んでいる笑顔相続道の先輩の投稿で、名付け親の話が出ていましたので、私も自分の名前の由来を振り返ってみたいと思います。

私の実家の姓は「釆睪」といいます。
iOSだと漢字が登録されているのですが、Androidの方だとひょっとして文字化けしているかもしれません。
読み方は「ワケミ」と読みます。
姓の漢字二つを左右合わせると「釈迦」の「釈」の旧字体、「釋」になります。
これを二つに分けたので、「仏の身体を分ける」→「仏の身(み)を分ける」→「分け身」→「わけみ」となったそうです。

うん、いかにもお寺らしい由来ですね。

私は三人兄弟で、長男は「晃(あきら)」と言います。
父は最初、「清(きよし)」を考えていたそうですが、祖父から「今、世間を騒がせている連続殺人犯の大久保清と一緒だからダメ。」と言われ、その他の案も悉く反対されたそうです。
「じゃあどの名前だったらいいのか。」と父が聞くと、ニンマリと祖父が「晃がいい。ウチの寺は恵日山長光寺、山号寺号の真ん中の字を取って名付けよう。」と言ったそうです。

何のことはない。自分がつけたい名前があったので、父が何を言っても反対していたんですね。

次男は、「裕(ゆたか)」と言います。
父が「次男は家を出て、自分で所帯を構えないといけないから、せめて裕福に生活できるように。」と考えて名付けたそうです。

そして三男の私は「学(まなぶ)」と言います。
9歳上の長男、7歳上の次男が全然勉強しなかったので、せめて三番目くらいは、との思いでつけたそうです。
しかし、後に長男は学問を究めるために学者になりましたし、次男は高校で成績を伸ばし現役で京大に行きました。
かたや私は学問面で兄二人には及ばず、名前負けしている名前になってしまいました。

しかし、高校生の頃までは、頭の片隅に父親が名前にかけてくれた期待も感じていましたし、そのおかげかそれなりの大学に行けたので、結果でなく過程に影響を与えたと思っています。

兄弟の名前の由来、小さい頃に父親に尋ねたのを記憶しているのですが、父親は話を盛りがちなので、真実はもう少し軽い理由の由来なのかもしれません。
でも、親の思いの一端ぐらいは伝わっているのではないでしょうか。