雪国の人間は運転技術を信用していない

滋賀県高島市の住職系行政書士の吉武学です。

激しい寒波がやってきています。
皆さんのお家はご無事でしょうか?

私の住む高島市にはスキー場があり、冬になるとそれなりの雪が降ります。
また、雪にならなくても気温が3℃を下回り、路面が凍結することはしばしばです。
そのため、12月になったら、天候に関係なく冬タイヤへ交換します。そして3月いっぱいまでは雪がなくても冬タイヤのままにしています。

以前に雪のないよく冷えた日に、ノーマルタイヤのまま坂道を下りて、交差点で停車しようとしましたが、タイヤが滑り続け、もう少しで前の車に追突するところでした。
スピードも抑えていたし、早めからブレーキも踏んだのに、全く関係ありませんでした。

冬道では、どんな性能のいい車に乗ってるかよりも、ちゃんとスノータイヤを履いているかの方が重要です。
そして、スノータイヤを履いていて、なおかつ雪道の経験が豊富でも結構な確率で事故ります。
雪国の人がそう言っているのに、テレビのインタビューに答えるノーマルタイヤのままの街の人は「技術で何とかするから」と言います。

それは技術でなく、今まで運が良かっただけです。

今回の寒波の中、スノータイヤを履いていない車は絶対に走らないでください。
スノータイヤを履いていても、金属製スコップ、毛布、スノーブラシ、飲み物、食料、非常用トイレを積んでから出かけてください。

雪道を走るとはそういうことなのです。