滋賀県高島市の住職系行政書士の吉武学です。
今日の早朝に御門徒の方から訃報が届き、枕経に行ってきた際に、何となくモヤモヤすることがありました。
集まられたご親戚の中で、故人は、亡くなる日を三が日を外してくれたとおっしゃったり、お葬式の日程で友引を気にされる方がいらっしゃったのです。
いつ産まれるのか分からないのだから、いつ亡くなるのかも分かりません。
大好きだったお父さんやお母さんは亡くなったら、突然、日取りにうるさくて祟りをなそうとする鬼か悪霊になるのでしょうか。
仏様になられたお父さんやお母さんは、日取りという世間の理屈を気にして、真理の中で生きられない私たちを心配されているのではないでしょうか。
亡き人を弔う中で、亡き人からも思われている私に気づいていただけるように、この葬儀の法要の中でお伝えできればな、と考えています。