滋賀県高島市の住職系行政書士の吉武学です。
遺言・相続・葬儀・埋葬のお悩みに「三つのそうだん」でお応えします。
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昨日の新聞奨学生の投稿にいくつか反応をいただきました。
ほとんどがご自身が学費で苦労した体験談。
年配の方だとバイトを掛け持ちして払った、という人もいましたが、私に年齢が近い方のほとんどは奨学金のお話をしてくださいました。
「奨学金、借りたら人生こうなった」(千駄木雄大著 扶桑社新書)という本を読むと、様々な方の人生が書かれています。
インタビューを受けた人の多くが、卒業後の人生を躓きながらも切り開いていった人達なので、奨学金の制度自体は悪くない、と話されています。
私の可愛い可愛い嫁も奨学金を借りて大学に通い、奨学金の返済をしています。
幸い無利子なので、繰り上げはせずに期日どおりに定期的に返済しています。
異次元の少子化対策と言って数万円の出産育児一時金を上げるよりも、大学の無償化をしてくれる方が、親の悩みを解消できます。
全部の大学は無理とか、Fラン大学まで無償化するのか、という意見があるなら、何かの基準で国からの補助をランク分けすればどうでしょうか。
東大卒の全員が優秀とか、社会に貢献する人ばかりとは思いませんが、確率的には他の大学よりもその傾向は強いのではないでしょうか。
であれば、東大の学費を全額、国が補填して、学費無しにすれば、進学するインセンティブになるし、地方に留まらせることなく優秀な生徒を集めて競わせることが出来る方策となると思います。