滋賀県高島市の住職系行政書士の吉武学です。
今日は節分ですね。
節分というと2月3日と思われてますが、立春・立夏・立秋・立冬の前日なので、年間四回あります。
立春など主要な季節の移り変わりを表す「二十四節気」、端午の節句など主要行事が行われる「五節句」に対して、節分・土用など主に農作業用の季節の目安になっているのが、「雑節」です。
Wikipediaによれば、一般に雑節と言われるのは9つ。
「節分」「彼岸」「社日」「八十八夜」「入梅」「半夏生」「土用」「二百十日」「二百二十日」です。
うーん、彼岸も雑節なんですね。実は今まで知りませんでした。
今の教科書から童謡が消えて行って、茶摘みも特定地域の話になっているので、「八十八夜」とかもマイナーになってきたかな。
いずれにしても、もともと旧暦を元に組み立てられて、急激な温暖化も加わってきているので、なかなかドンピシャとはいかないところです。
ただ、節分とイワシ、彼岸とぼた餅・おはぎ、土用とウナギなど、食べ物が結びついている雑節って、妙に親近感わきますよね。