滋賀県高島市の住職系行政書士の吉武学です。
遺言・相続・葬儀・埋葬のお悩みに「三つのそうだん」でお応えします。
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ネットで母校の北大出身の方が活躍されている記事を見ました。
その典型的な例が、母校からノーベル賞受賞者が出たことです。
ノーベル化学賞を、2010年に鈴木章さんが、2021年にベンジャミン・リストさんが受賞されました。
特に鈴木さんの受賞の時には、北大出身という自分の心がくすぐられ、卒業後、一、二度しか支払っていなかった学部の同窓会費を毎年払うようになりました。
ほんの数千円なのになかなか支払わないものです。
逆にわざわざお金を払って加入しているものがあります。
プロ野球の東北楽天ゴールデンイーグルスのファンクラブです。
小さい頃は阪急ブレーブスのファンで、オリックスブルーウェーブになっても応援していました。
その頃は、南海がダイエーになって激弱になった姿を見て、笑っていましたが、孫正義さんがオーナーになり、王監督を迎え、九州にしっかり根を張り、今や常勝軍団になっています。
また、サッカーの浦和レッズも、Jリーグ発足から長い間、弱者と蔑まれてきましたが、後にACLを制してアジア王者になりました。
プロ野球の球団再編が起きて楽天が誕生し「自分が生きている間に、本当の意味で球団が新設されるのは、これが最後かもしれない。でも、後に優勝した時に、創設時からのファンです、と言っても信じてもらえないかもしれない。よし!ここは、お金を払ってファンクラブの会員名簿に名前を載せよう!」と、創設時から会費を払い続けていました。
創設から数年はダイエーやレッズの例に漏れず弱小で、ノーヒットノーランを食らったときは、友達から「あまりに弱すぎて、せっかくのノーヒットノーランの価値が半分だね。」と笑われました。
しかし、野村監督、星野監督と強化を続け、田中マー君、則本とエースがやって来て日本一になりました。
日本一になった時に、言いたかった「球団創設当初からのファンです!」を周りに言いましたが、信じてもらえなかったので、ついに伝家の宝刀、水戸黄門の印籠であるファンクラブの名簿をわざわざ見せたりしました。
かように自分の見栄のためには、お金を投じてしまうものです。