滋賀県高島市の住職系行政書士の吉武学です。
遺言・相続・葬儀・埋葬のお悩みに「三つのそうだん」でお応えします。
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車の運転や家事をしている時に、YouTube、newspicsやPivotなどの動画系メディアを音声だけ「ながら聞き」しています。
newspicsは経済系のメディアとはいうものの、各番組の方向性が全然違って、内容が尖っているのでどれも聞き飽きません。
その中で「New Door」というROLANDさんが司会をしている番組で、夫婦をはじめとする「パートナーが互いを高め合うにはどうしたらよいか」をテーマに、「こんまり」こと近藤麻理恵さんと夫の川原卓巳さんが出演されていました。
視聴者ゲストがパートナーとの色々な悩みを相談し、こんまり夫妻とROLANDさんが答えていましたが、どういうパートナー関係でも当てはまるな、と思ったことがいくつか出ていました。
まずは「何でも話すこと」
川原さんが夫婦でときめく時間を過ごすために必要だと思うことは何でも話す、と言われていました。
実際はきっと、ときめくかどうかといったチョイス無く、思っていること、感じていることを互いに何でも伝え合っているのでしょう。
それによって、パートナーがどういうことに対してプラスでもマイナスでも心が動くのかが分かっていくのだと思います。
特に散歩しながら話す時間を大事にしている、と言われて、きっと顔をつきあわせて話すので無く、同じ方向を向きながら何か話すのがいいんだろうな、と感じました。
我が家でも散歩の時や車を運転している時など、互いに同じ前方向を向きながら話をする時に、何かいい感じの言葉がよく出ている気がします。
次が「パートナーを互いに尊敬して口に出して表現していること」
ここは川原さんが、表と裏と二つの感情があったと話されたのが面白かったです。
まず表の感情として、こんまりさんの素晴らしい考えに共感したから、彼女の思いを世界中に広げるために自分がサポートするんだ、という面。
次に裏の感情として、こんまりさんの方が、世間に与えるインパクトもテレビの出演も収入も何もかも上で「あ、これは勝てないな」と思って、勝てない相手だからこそ変なプライドを持つので無く、彼女を支えることをプライドにして尊敬している、と思っている面。
せめぎ合う二つの気持ちを話され、聞きながら「分かる〜!!」と頷いてしまいました。
それに対してこんまりさんが、自分は片付けや執筆は出来るが、大局的な視点や、俯瞰したマネジメントが出来ないので、川原さんをとても尊敬しているし、それで無くても毎日見るたびに愛している、と伝えている、と言っていました。
これは、ウチの可愛い可愛い妻も毎日、僕の仕事の話を聞いては「全てが上手くいくね!」「仕事で輝いているね!」と褒めてくれて、妻の子どもたちへの愛情を見る度に「全て受け止めて凄いね!」「子どもたちが自分から話しに来てるね!」と僕には出来ないことを容易く出来てしまうことへの尊敬を伝えています。
三つ目に「自分の内側を相手に開くこと」
バリキャリ女子が仕事に熱心過ぎていつもパートナーに引かれてしまい深い関係にならない、と相談されたことに対し、今よりももっと周りに「誰よりも仕事に情熱を持って頑張っている」としっかり自己開示すれば、サポートしたいと思うパートナーがいつかやってくる、とアドバイスされていました。
これはパートナーの話に限らないと思います。
「私はこれが好きで、これに情熱を注いでいる!」と表現すると、もちろん引いてしまう人もいますが、応援してくれたり、共感してサポートしてくれる人も出てきます。
番組では「女性が仕事にストイックに頑張っていることを前面に出していいのか悩んでいて、それを隠して付き合いだして後から男性が気付くことで何か違う、と離れてしまっていた」と自己開示していなかったことでの失敗が語られていました。
夫婦やパートナーは育ってきた家族や環境が違うので、共通するところがありつつも、やはりほとんど異なる素地を持った二人です。
だからこそ、意識しないほど当たり前に尊敬する気持ちをベースに持ちつつ、愛情も違和感も何もかも互いに話すことが必要なのだと感じました。