鳥取・島根旅行記③

滋賀県高島市の住職系行政書士の吉武学です。
遺言・相続・葬儀・埋葬・終活のお悩みに「三つのそうだん」でお応えします。
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家族旅行の三日目はひたすら高速を飛ばす帰路でした。
三連休の中日ということもあり交通量も少なめでした。
帰路はわずかな渋滞に遭っただけで問題なく走ることができました。
岡山の蒜山高原あたりで強制的にICの出口近くまで下ろされ、スタッドレスタイヤを履いているかのチェックがありました。
確かにその後は周りの山々に雪が積もっており、気温もグッと下がっていたのでノーマルタイヤの車であればどこかでスリップしていたかもしれません。

旅行など長距離のドライブの際は可愛い可愛い嫁と色々なことを話します。
仕事のこと、家族のこと、夫婦のこと、お寺のことなどなど。
今回は最近の僕の仕事の向き合い方について話しました。

退職してから1年9か月、開業してからは1年6か月経ちました。
まだ安定的に仕事ができているとは言い難いですが、少しずつお問い合わせをいただけるようになってきました。

請け負ったお仕事の中で、優先度が高いものや〆切が手前のものからとにかく手を付けています。
そして、一つ終わらせると次に優先度が高いものや〆切が近いもの、という感じで手を付けていくので、一つ終わらせてホッとする、ということがなかなかできていません。
事務作業のスピードにはそれなりに自信があるのですが、そのためか「今日のうちにこれを終えて、次も手を付けないと」となりがちです。
「今日、この業務を終えられたから、次の業務は明日から頑張ろう」となかなかできず、「次やらなきゃ」という焦りばかりが先に立つのです。
妻からは、最近はいつも考え事をして疲れた顔をしている、ため息が多い、笑顔が少なくなっていると心配されていました。

また、家族との時間を大事にしたいと思って独立開業したはずなのに、子どもの迎えや習い事のために仕事時間が取れないと悩んでしまっていました。
ただ家族のために時間を使っても〆切的には全く問題なく、先ほどの「次やらなきゃ」の気持ちで焦っているだけです。
私は家族のために環境を変えたのに、家族を仕事の邪魔にしていました。これでは本末転倒です。

また、「次やらなきゃ」と思うがゆえに、休みの日の設定が全然できていません。
予定がない日ができたなぁ、と思っても、その後の業務のために少し作業しておいた方がいいか、と考えて、子どもと遊んだり、自分のために美術展に行ったりなどできていませんでした。
土日はお寺仕事がよく入ってくるので、最近は子どもとの時間も十分に取れていません。

個人事業主はそんなものなのかもしれませんが、私の場合、オンとオフの切り替えがうまくできていないので、意識的に設定しないといけないようです。
そのため、今年は業務を請け負ったら、とにかく手を付けるのでなく、スケジュールに業務内容を分割して落とし込んでいってみようと思います。
ひたすら手を付けるよりも日数がかかるかもしれませんが、若干の余裕をもって質の高い仕事にしていくことで、お客様に価値を提供していきたいと思っています。