滋賀県高島市の住職系行政書士の吉武学です。
遺言・相続・葬儀・埋葬・終活のお悩みに「三つのそうだん」でお応えします。
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勤め人と個人事業主で違いを感じることはいくつかありますが、最も強く感じるのが「時間」が一番貴重な資源であることです。
勤め人の頃は郵便を出すのも総務課にある郵便用の箱に入れておけば、一日一回、担当の人が持って行ってくれました。
郵便料金も特に計ることなく、担当の人が重さを調べて分類してくれ、料金後納でお金の準備をすることもありません。
今は自分ですべてやらなければなりませんし、特に郵便局への持ち込みの時間を誰かに任せたいな、と思ってしまいます。
コピー用紙などの定番消耗品も在庫が少なくなると管理する部署が適宜補充しておいてくれてました。
今は自分で在庫を管理しながらネット注文する必要がありますし、うっかりしていて在庫を切らしてしまい、慌てて注文すると土日祝日などの関係で手元に届くのが遅くなって不便を感じることがあります。
一方で、外注するとお金がかかるから、と内製を求められたことについて費用対効果を考えて外注できるようになりました。
今度、高島秋講という大きな法要を行うにあたり会場案内図などを担当役員さんに作成するように指示していました。
手書きで上がってきたものを、私がエクセルかパワーポイントなどできれいに作り直すという手もありましたが、半日はかかります。
半日分の自分の給料を概ね計算して、ココナラで依頼する額と比較すると、圧倒的にココナラの方が安く、質もいいものです。
当然すぐに依頼して、後はアプリ上でメッセージのやりとりをするだけで質の高いものが上がってきました。
やりとりの時間が多少あったとしても自分でやったときの何分の一の時間です。
私たちが直接行うべきことは、「できること」、「やった方がよいこと」、そして「自分しかできないこと」の三つに分けられます。
この中でも、「自分しかできないこと」に集中し、そこに技能を高め、お客様に価値を提供することが最も重要です。
他の業務については、費用対効果を考慮し、外部の専門家に任せることで、より効率的に事業を運営することができます。
経営者としての貴重な時間を、本当に価値のある活動に注力する必要を強く感じています。
自分の強みを活かし、事業を成長させるためには、時には手放す勇気も必要です。
外注を活用し、自分の時間を最大限に活かすことで、今後の業務の発展を目指したいと考えています。