滋賀県高島市の住職系行政書士の吉武学です。
遺言・相続・葬儀・埋葬のお悩みに「三つのそうだん」でお応えします。
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長男の将棋大会のために名古屋に行ってきました。
テーブルマークの将棋こども大会の参加はこれで通算三回目で本人も慣れた様子が見られました。
今回は予選は全然勝てませんでしたが、傍目に見ていても緩い手が多かった気がするので、慣れがむしろ悪い感じに出ていた気もします。
低学年と高学年の決勝に出てくる子どもたちは将来の職業をほぼ間違いなく「プロ棋士」と答えてきます。
小学校の授業で、将来にどんな仕事につきたいか、という内容があります。
ネットで調べてみると、男子はスポーツ選手、学校の先生、医師、YouTuberなどが並びます。
女子は医師、保育士、美容師、パティシエールなどが並びます。
子どもたちが知る職業は当然と言えば当然ですが、自分たちが目にする職業や両親の職業であることが多くなります。
そのためBtoCであることが多く、なかなかBtoBとはならないでしょう。
では大学生になったら詳しくなるか、というとそうでもないので、就活の当初の志望会社はどうしてもBtoCになりがちになります。
新聞記事で、TOTOでニオイの研究員として30年以上研究されてきた方が特集されていました。
・毎日新聞 私の推シゴト 「TOTO「ニオイ博士」 悪臭に勝る好奇心、成果は大ヒット商品に」 2023/09/24
大学で化学を学ばれ、TOTOに入ればトイレ関係のお仕事に就くことは分かっていたでしょうが、ニオイについて研究することになるとは思っていなかったのではないでしょうか。
記事中では、社内で悪臭をメインとする研究者が少ないことから狙い目だと感じたとのこと。
社内で自分の存在感を高めるために、研究内容を考えられたようです。
大阪府高槻市役所では、関西将棋会館の建設のための部署「将棋のまち推進課」が作られています。
・毎日新聞 将棋UP・TO・DATE「文化根ざした街に、職員奔走 新会館誘致、大阪・高槻市が専門課」 2023/09/21
日本将棋連盟と将棋振興の包括協定を結んで、タイトル戦の誘致や将棋振興のイベントを開き、最終的には新会館を大阪市から移転することに成功しています。
課長含め4人の課で将棋が打てるのは一人だけとのことなので、まさか将棋の仕事をすることになるとは思ってもみなかったでしょう。
将棋会館の誘致もありますが、将棋タイトル戦の誘致、市民をはじめとする一般の方々が将棋に親しむイベントなどもする必要があります。
最近は棋士が食べる食事やおやつも注目されるので、そこを盛り上げていくこともお仕事になっているようです。
滋賀県では2025年に、昔、国民体育大会と呼ばれていた国民スポーツ大会、障害者スポーツ大会が開催される予定で、県職員も市町職員も開催準備に走り回っています。
なぜか私の知り合いが多く担当課の職員となっているため、先日からの鹿児島での開催で沢山の人が出張していました。
開催地は都道府県を回っているので、前回の開催県となった時の情報は役立たないでしょうし、開催される種目や社会の様子も変わっているので、新しい事業を立ち上げている状態だと思います。
岸田首相が減税と交付金を打ち出しているので、間もなくそのための部署ができる街も多いのではないでしょうか。
安倍首相の時の10万円給付の時にも部署が作られていました。
こうしたイベントや国の臨時施策のために臨時に設けられる担当課になぜかよく配置される方もいます。
結果として、生涯の勤務の中で特徴的なイベントに数多く携わられることになります。
どこかに勤めると、大きな仕事の枠は決まるかもしれませんが、実際のところそこで何をするかが決まっているわけではありません。
私はある程度、自分がやりたい仕事が選べるように転職しました。
ウチの子は将棋の棋士になるには才能も勉強の足りないようですが、さて、これから何の仕事を選んでいくのでしょうか。