滋賀県高島市の住職系行政書士の吉武学です。
遺言・相続・葬儀・埋葬のお悩みに「三つのそうだん」でお応えします。
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ウチの子どものうち小学生は夏休み期間中は学童に行ってもらっています。
給食はないので毎日お弁当作り。
おにぎりを握って、卵焼きを焼き、前日の夕食の残りと冷凍食品を詰め込みます。
冷凍食品を使うことで簡便になっている面はありますが、それでもお弁当に入れるという作業がとても負担に感じます。
学童でも保護者が弁当作りを負担に感じていることはよく把握されています。
そのため週に一度は、学童でご飯を炊いておにぎりデーにしたり、カレーを作ったり、防災訓練の事業に合わせて賞味期限切れが近い防災食品を食べたりして、保護者の負担軽減を図ってくれています。
ネットで見かけるニュースでも「恐怖の夏休み」として、毎日のお昼ご飯作りの負担が書かれています。
親としては栄養バランスを考えて、色々なメニューを出そうとしますが、子どもはレトルトや冷凍食品を喜んでいるようで、親として何とも複雑な気持ちになります。
愛媛県の学童で弁当配達サービスを導入している記事がありました。
見てすぐに「うらやましい!」と感じました。
ウチの学童でも導入してもらえるなら、金銭負担が増えてもお願いしたいところです。
親の負担だけでなく、食中毒の危険もあることから、そういうリスクを考えても良いな、と思います。
ただ、市内の弁当配達業者さんや給食業者さんを見ると次々に廃業されています。
老舗でそれなりに規模があり、飲食店なども含めて手広くやられていたところも、新型コロナを境に店舗を閉じられ、昨年、弁当配達事業も廃業されました。
市内で働く人自体が減ったり、在宅勤務が増えたり、経済的理由から自分で弁当を持って行く人が増えたりなど色々な理由があるのだろうと思います。
八月後半には私の住む地域の真宗大谷派の寺院で「高島秋講」という行事が開かれます。
本山で開かれる夏安居の講師を地方に招いて地方版の安居を開いたのが始まりのようです。
朝の講義に出席される方が名簿に出席と共に弁当の希望を書かれます。
その数をとりまとめて弁当配達サービスの業者さんにお願いしています。
来年は当寺で高島秋講を開くのですが、このコロナの間に弁当配達の業者さんがほとんどが廃業されてしまってどうしようか、と考えています。
衣食住に関わるサービスは、思わぬ所で色々なところに影響を与えていることを感じます。