メディア媒体の変化で広告も変わる

滋賀県高島市の住職系行政書士の吉武学です。
遺言・相続・葬儀・埋葬・終活のお悩みに「三つのそうだん」でお応えします。
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独立開業してから、私自身と私の仕事を、お客様になっていただける方に認知していただけるように色々と工夫してきました。
特に、開業初期から顔を覚えていただくために、できるだけ特徴的な写真を使うように意識しました。

半年くらい経ってからは、私の肩書きで反応されるのがお坊さんや住職というところばかりだということに気づき、そこを強調した名刺にしたりしました。
今、一番意識しているのは、私の住む街で「吉武学」「行政書士」「遺言・相続」という3つのキーワードを繰り返し伝えて、そこを印象づけることです。

お客様、つまり消費者に印象づけて購買意欲を高めてきたのがメディア媒体です。
明治以降の一番の中心は「新聞」でしょう。
時代が進んでいくと「雑誌」が入ってきます。
昭和は「テレビ」の時代でした。
2000年代に入ると「インターネット」になります。
そして現在は「SNS」と言えるのではないでしょうか。

それぞれの特徴を見てみると、新聞は内容に対する規制が強くなっています。
新聞は家に届くものか、駅の売店等で買う物なので、購買層が男性の家長が中心となっており、この層に強く働きかけます。
また、宣伝などはどの新聞にも一律に出すため、購買者全員が同じ情報に触れ、日本全体が商品も同じものを買うようになります。

雑誌は種類により購買層が異なって限定的になります。
また内容に対する規制は新聞よりも少し緩やかです。
そのため、購入商品に多様性が生まれてきます。

昭和のテレビは家族全体で見るものでした。
そのため家族全体に購買の影響を与えるようになります。

インターネットは規制が追いつかないため、新聞やテレビよりも一気に緩くなります。
過激な商品や独特の商品などニッチな購買層に対する商品も出てくるようになります。

SNSは個人に対する最適化が行われます。
インターネットの時よりもさらにニッチに商品情報が提供されます。

昔は一つの商品が沢山売れて、今はそんなに売れないのは決して商品の魅力が下がったからではありません。
それを伝える媒体が変化し、多くの人が様々な媒体に触れるようになったため、より細かな好みの商品を選ぶようになったためです。

今後、私が自分自身という商品を媒体で表現していくにあたり、このあたりの情報を考える必要があると考えています。