説明が分かりやすかったです

滋賀県高島市の住職系行政書士の吉武学です。
遺言・相続・葬儀・埋葬・終活のお悩みに「三つのそうだん」でお応えします。
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昨日は、私もPivotというグループのメンバーの一人として関わっている高島市との協働提案事業のイベントに参加しました。
女性は仕事のキャリアやスキルを磨いていても結婚や出産・育児で中断してしまい、その後、希望する仕事が中々出来ません。
そんな中でまずは「好きを仕事にしたい」という部分を叶え、特にその中で自分を表現するという所を今年の目標にしました。

その集大成として昨日行われたのが「スタートアップマルシェ」です。
マルシェの出店者としてブースを出すにあたり、店のディスプレイやショップカード、名刺、お客様への商品の説明など色々なところで「表現する」ということが生まれます。
この「表現」していく、というところにスポットを当てて、一年間セミナーやサポートを行ってきました。

ショッピングセンターの平和堂の中でマルシェをしたので、買い物ついでに立ち寄る方もいらっしゃいました。
通路沿いのブースの方などは比較的お客様が入っていたのではないかな、と思います。
それ以外のブースの方も出店者同士で交流していて、その中で名刺交換やSNSの投稿についての情報交換などされていたので、上手くいったのでは、と感じています。

私も出店者の一人としてブースを出して、事務所名のアピールと、遺言・相続・終活の無料相談を合わせて行いました。

他のブースを回られているお客様に事務所のリーフレットを渡してお話しすると「ちょうど今、司法書士に依頼して相続登記の手続をしているところ」とか「少し前に手続きしたけど大津市の士業さんしか見つけられなくてそこに依頼したけど距離が遠かった」などのご意見を聞くことが出来ました。
やはり田舎で人口が少なくても、「遺言・相続・終活」を専門とする士業として、アピールを続けていこうと考える良い機会になりました。

お客様の中に、先日の商工会の創業塾の塾生がいらっしゃいました。
2月で創業されるということで、創業後についてのアドバイスを求められたので、色々とお話をしました。
現在までの準備は塾の講師でもあった中小企業診断士の先生と十分話されており、融資を含め資金計画なども詰めていかれていたので、特に付け加えることはありません。
創業後の事業拡大などの際の補助金や法人化についてのアドバイスをして、考えておられた今後の事業拡大分野に許認可が関わりそうなので、その点についてもお伝えしました。

相談の最後では、「今日のアドバイスがとても分かりやすかったです。開業後、事業について色々相談したいですし、例えば法人化で他士業の先生にお願いする際に費用がかかってもいいので、一緒に入ってください。」と言っていただけました。
恐らく顧問的な立ち位置のことを言っていただいたと思いますし、思わぬ所で将来の仕事の種をいただけました。

別のお客様は父親の不動産の名義変更についてのご相談でした。
登記については司法書士さんの業務なので、あまり突っ込んだお話が出来ませんが、お父様から贈与されるのか、相続されるのか、という分類をしながらご説明しました。
こちらのお客様も「説明が分かりやすかったです。ありがとうございます。」と言って帰られました。

昨日のマルシェでは、この「分かりやすい説明」が出来たことが自分の中の一番の成果でした。
日頃から何とか分かりやすい説明を、と考えてはいますが、それが実際に出来ている、と実地の場で帰ってくるとうれしいし、自信になります。
私としても「表現する」中で成果を得た一日になりました。