活字に対してお金を惜しまない

滋賀県高島市の住職系行政書士の吉武学です。
遺言・相続・葬儀・埋葬のお悩みに「三つのそうだん」でお応えします。
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昨日は家族と一緒に京都にお出かけしました。
元々は予定していなかったのですが、可愛い可愛い嫁と最近の家族での外出のことを話していたら、以前に比べて京都に出ることが減ったので、子ども達が本をあまり買ってもらえてないかな、と気づいてくれたためです。

我が家では外出すると、できるだけ本屋に立ち寄って、子ども達に1000円を上限に本を買います。
最近は1000円を超える分を子ども達が自分の財布から出すこともO.K.にしたので、だいぶ選択肢が広がった感じがします。

「かいけつゾロリ」とか「ルルとララ」とか「マンガ日本の歴史」とか、親の期待を込めてメルカリなどで買いそろえたものもありますが、本屋に行く時は親の意見をグッと飲み込んで子どもが選んできた本を買っています。
そのためか、今のところ3人とも少なくとも本好きで、活字に対して抵抗がないように見えます。

長男は間違いなく本好きで、学校の図書室で毎日一冊ずつ本を借りてかえってきます。
私が小学校時代によく読んだ本を聞かれたので「ズッコケ三人組」シリーズをチラッと話したら、全冊読んだようです。
アニメやマンガの名探偵コナンも読んでいた関係からか、コナン・ドイルやモーリス・ルブランや江戸川乱歩など推理小説も読んでいるようです。
次は星新一あたりをチラッと薦めてみようかな。

そんな長男も本屋で買う本は最近はゲームの攻略本ばかりになってきました。
最近はマインクラフトばかりです。

先月の長男の誕生日に、本人の希望どおりにタブレットをプレゼントしたのですが、やはりYouTubeを見る時間が増えてきました。
アプリは意図的に入れていなかったのですが、Google検索をかけて動画の結果で出てくるものを見ていました。
上に政策あれば、下に対策あり、という感じです。

YouTubeの内容を見るとゲーム実況動画ばかりで、マインクラフトとマリオ系でした。
別にYouTubeが悪いことはないのですが、ダラダラと見がちになるのと、刺激に対して受動的になるので、一定の制限を設けることにしました。
こうしたことは、今時、タブレットの設定で簡単に一日の使用時間制限や特定アプリの使用時間制限ができるので助かります。

テレビもNintendo Switchも一日に使える時間を制限していますが、子ども達は皆、ちゃんとルールの中でやろうとしています。
やはりある程度制限がある方がその中での自由を得られるのかもしれません。

ご飯を食べている時などに子ども達が出す疑問についても、今までは子ども部屋にある辞書や図鑑を見てごらん、と言っていたのですが、子ども達が本当に見に行くことはほとんどありませんでした。
それもタブレットがあると、さっと調べられますし、画像付きのものも多いので疑問を自分で解決する習慣がつきそうだな、と思っています。
学校でも一人一台タブレットが支給されている現在ですし、今後の子ども達の生活の中では、もっと良い機器が出てくるでしょう。

ただ、疑問が出た時にすぐさま自分自身で調べて疑問を解消していく習慣は機器の性能とはまた別の話です。
小学生新聞も買っていますが、タブレットの検索のように疑問に対してその答えだけが出てくるものでなく、関係の無い言葉も目に飛び込む新聞や書籍を読む習慣も大事にしてほしいな、と思っています。

今後も自分自身にも子ども達にも活字に使うお金は制限しないでいたいな、と思っています。