雪国とは言うけれど

滋賀県高島市の住職系行政書士の吉武学です。
遺言・相続・葬儀・埋葬・終活のお悩みに「三つのそうだん」でお応えします。
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今回の大雪で滋賀県高島市にもそれなりに雪が積もりました。
早々に大雪警報は出ていましたが、朝6時ごろではまだ小降りで積雪もうっすらといった程度でした。
しかし30分もすると雪も大粒になり、一気に積もりだしてきました。

保育園に次男を送って帰ってくると、境内や車庫前にそれなりの雪があり、今年初めての除雪を行いました。
雪かきは積もった直後の雪が軽いときに行うのが鉄則です。
滋賀の雪は湿った重い雪がほとんどなので、降った直後でもそこそこの重量になりますが、時間が経って少し溶けた水分などが加わると重さのレベルが急に上がります。

今日は行政書士としてお客様を二件訪問する予定でしたが、前日と当日朝にリスケジュールの連絡があり、雪の対応に専念することとして、朝と昼と夕方で計四回、雪かきをしていました。
境内などは最低限通れるところだけしか開けませんが、車庫前や駐車場などはそうもいかないので、ひたすら全面開通を図ります。
昼間に一瞬晴れ間が見えたためか、かなり重い雪になりました。
道路近くを開けていると、融雪装置の水でシャーベット状になった雪が車にはね上げられ、除雪中の私にかかります。
撥水性のある服を着ていますが、長い時間除雪をすれば、中の汗もそれなりになってくるので、結局、外も中もビショビショになります。

今回は、積雪が一定量になった時間が遅めだったせいか、市内の除雪があまり進んでいない気がします。
夕方に保育園と学童に子どもたちを迎えに行きましたが、融雪装置が設置されていない道路は比較的太いところでも除雪がまだできていませんでした。
きっと市役所の土木課には除雪に関するクレームの電話がガンガン鳴っていることと思います。

高島市は道路脇に雪をどける「除雪」を行いますが、もっと雪が多い地域だとダンプカーなどに積んで雪捨て場に雪を運んでしまう「排雪」が行われます。
そしてこの除排雪の費用は自治体の完全な持ち出しです。
●●豪雪のような災害級の時には特別交付税で措置されることもありますが、北海道、東北、北陸などの雪の規模が大きいところに概ね行ってしまいます。
私が財政課にいたときに土木課の予算査定でヒアリングで同席した時に聞いたのは、年間の除雪費用が5千万円程度でした。
そして、もし市内全域で丸一日、除雪業者に出動してもらうと約1500万円かかると聞きました。
これに加えて融雪装置の電気代もかかります。
高島市は面積が東京23区より広いので、除雪が必要なほど丸一日雪が降り続けることはほぼありませんが、過去には56豪雪や59豪雪もあったので、無いとは言い切れません。
もし全く除雪の費用が掛からなかったら、そのお金が他の事業に振り向けられるので、自治体にとっては除雪は全く

また、近年の温暖化により、冬に必ず除雪業務が発生するわけではないので、土木業者が除雪業務を受けなくなっています。

雪が降る頻度が低くなると、土木業者も除雪の経験やノウハウが失われてしまいます。
また、雪が降らないと仕事がなくなるので、除雪の専門機械や人員を維持するのが難しくなります。

最近、琵琶湖の水位が低下していたり、市内にはスキー場もあることから望まれた雪ではあるでしょうが、住宅部には降らないでほしい、というのが正直なところです。